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中華人民共和国(総合中国語:2単位)

研修先 大連外国語大学
期 間 8月上旬から10日間(前期)

2018年度中国語学研修 参加者の声:高原 悠人さん

高原 悠人さん

今回の語学研修が初めての海外へ渡航となったが、日本と中国という同じアジアの国でも文化や言語などの違いがたくさん発見し、今まで行ってきた机上での勉強における国際理解よりも深く中国について理解をすることができ、素晴らしい経験になりました。
まず、言語や中国の方々の特性についてですが、中国へ出発する前から中国語の授業を通して、少なからず理解をして中国に飛び込んだはずでした。しかし、現実はそう甘いことなく、中国の町を歩いている時や大連外国語大学のボランティアの方々の中国語の会話を聞いていても聞き取れる単語が1回の会話に数個ある程度で、自分の語学力のなさに少し落胆することもありました。実際、標識などでは、中国語の簡体字を読んで意味が分かることよりも、英訳してあるものの方が私の役に立ち、中国語に関してはまだまだ勉強が必要だと実感しました。

高原 悠人さん

次に文化の違いとして特に衝撃を受けたものが、人の多さです。初日に観光を行った上海の地下鉄や繁華街、8万人の満員御礼となった故宮など、日本ではあまり体験できないような人混みにさらされました。中国の人口の多さが故の経験だったのでとても良い経験となりました。また、食文化に関しても、つぎ分けられている食べ物ではなく円卓で自分が食べたいと思ったものを皿にとって食べるというもので、新鮮でした。
今回の研修はこのサマーキャンプ史上初のことがたくさんありました。予定日に帰れないというハプニングも生じました。そのような状態のなか、宿舎を提供してくれた大連外国語大学の方々、そして、私たちの補助をして下さったボランティアの皆さんの協力、孔子学院の支援、これらすべてがあったことにより、『人間は、他人と協力し合って生きていくものである』という人間の共同生活の本質的な部分を再確認することができました。
今後はこの研修で学んだ、人と協力することや、思い知らされた語学の壁の高さなどを乗り越えていけるように大学生活を頑張っていきたいです。

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