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商大法学部では、学生の多様なニーズに応じるきめ細やかな教育を目指しています。ひとりひとりの目標にあった教育プログラムを選択できます。

学びの特長

01

目標が明確な2コース制

法学部では将来の進路に応じて「公務員コース」「企業コース」の2コースを用意しています。公務員コースは、一般行政職の公務員のほか、警察官・消防官など公安職の公務員を目指す学生向けのコースです。企業コースは法律を中心に広く社会科学を学び、ワンランク上の企業人を目指す学生向けのコースです。

02

公務員試験講座が充実

法学部には、公務員を目指す学生がたくさんいます。本学ではキャリアセンターと共催して外部資格試験専門学校による教養型公務員試験対策講座を提供しています。講座受講料は格安に設定されており、大学内のダブルスクールを無理なく実現できます。その他、法学部では専用自習室を設置し、一人ひとりの進路に合わせてきめ細かに指導しています。

03

基礎から応用まで充実の講義と自由度の高いカリキュラム

法律は難しいイメージを持たれがちですが、法学部では様々な導入科目を用意しており基礎からしっかり学べます。同時に実践的な知識を得られる応用科目も充実しています。また学生の進路に合わせて、法学系以外に経済学・経営学・商学の関連科目も履修出来ます。法曹を目指す学生には、独自の法曹特別プログラムもあります。

4年間の流れ

  • 1年次 法学の勉強に慣れ、進路についてじっくり考える。

    まずは法学の勉強に慣れることが大事です。法律学入門や民法概説などの導入科目、憲法などを学びます。そのほか、外国語等の教養科目の勉強も重要です。ゼミ形式の教養演習では、与えられた課題について議論をしたり、文書を作成する練習をします。この間に、自分の向き不向きや進路についてじっくり考えます。

  • 2年次 公務員コースか企業コースを選択

    公務員コースか企業コースかによって、履修する科目が変わってきます。公務員コースで行政職を目指す人は公務員試験に必要な科目、たとえば行政法や政治学などを学びます。警察官等を目指す人は警察と法、刑法、刑事訴訟法などを学びます。企業コースの人は会社法概説や民法を学びます。

  • 3年次 より専門性の高い応用科目を受講

    だいぶ進路も明確になってきたかもしれません。これまでの勉強をベースに、より専門性の高い応用科目を受講する人が多いでしょう。資格取得を目指して、独自に勉強したり、ダブルスクールを両立させる学生もいます。

  • 4年次 試験勉強や就職活動に集中

    ゼミの単位以外はすべて取り終えてしまっているのが理想です。公務員試験・就職試験の勉強や就職活動に集中できます。ゼミによっては卒業レポートを作成します。そのほか、興味のある講義を受講したり、就職に役立つ資格取得の勉強をしたり、悔いを残さないようにしっかり勉強してください。

卒業

学部長からのメッセージ

“社会はあらゆるところで法とつながっています”
法を学ぶことは既にあるルールを覚えるだけではありません。社会のさまざまな人々が平和に暮らせるようにするために、どのようなルールが望ましいか、社会で起こっている争いをいかにして解決すべきかを考えることも法を学ぶ目的のひとつです。実際、法を学んだ人たちは社会のあらゆる分野で重宝されてきました。近年では、将来あるべき姿を思い描いたうえでいま何をなすべきかを考える発想がいっそう重要性を帯びてきています。社会の現象に幅広く関心を持ち、どうしたら平和な社会を維持できるかを考えていければ、法を学ぶことは難しくありません。志のあるみなさんとの出会いを心待ちにしています。

法学部長 白井 諭 教授