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経営コース

経営は、商店の店主、中小企業や大企業の経営者、行政の管理職のみならず、それぞれの組織の構成員の判断、意志決定によっておこなわれています。経営コースは、学生諸君が将来どのような立場になっても経営的視点から仕事ができるように、経営に関する基礎知識としての経営戦略や組織のあり方、そして、「ビジネスの現実」ついて学修できるコースです。

経営コースでは、商品・サービスを提供するための、生産システム、資金調達、人材活用に関する知識を講義や演習・実地調査を通して学修し、さらに、情報・メディアコース、会計コースの知識も合わせて、現実の経営における問題発見能力と問題解決能力を身に付け、将来、リーダーになることができます。

主要専門教育科目

1年次 2年次 3・4年次
教養演習 研究演習 研究演習
経営学Ⅰ
情報処理概論
簿記論
岡山経営者論
現代ビジネス事情
経営学Ⅱ
経営戦略論
人的資源管理論
経営管理論
生産マネジメント
国際経営論
イノベーション・マネジメント
経営史

この授業目標は、産業の最新事象に強い関心を持ち、経営学科の専門科目の授業でより深い知識を学ぶための、経営学の初学を学ぶこと。ビジネス現象を筋道立てて考えて答えを出す能力を習得しようとする知識欲を芽生えさせることです。ビジネス世界で技術革新が加速している中、ビジネスの最先端動向に関心を寄せ、そこから経営とは何かを考えることを重視しています。

岡山経営者論は、(一社)岡山経済同友会のご協力のもと、岡山県内の経営者をお招きし、開講されています。本講義は、経営者本人の考えや各社の経営活動を直接聴くことができます。また、アクティブラーニング形式を採用することで、提示された課題に対してグループ討論から発表までを行い、集団での問題解決能力や発表力などの修得も目的として取り組んでいます。

本講義では、企業が業績を高めるためにはどうしたらよいのか、また個人や組織が目標を達成するためにはどうしたらよいのかについて考えていきます。経営戦略論で学ぶことができる戦略思考は、企業経営だけでなく、皆さんの日常生活においても幅広く活用することができます。経営戦略論は、現代社会において、より良く生きていくためのヒントやアイデアを提供します。

情報・メディアコース

現代は、「情報」や「知識」が経営革新への鍵となるような局面も見られる時代です。情報通信技術の革新が、これまでになかったビジネスを生み出し、これまでの常識を覆すようなビジネスチャンスを作り出せるかもしれません。

情報・メディアコースでは、次々に生み出される新たな情報技術に積極的にかかわっていけるような人材を、理論と実践の両面から育成していきます。

主要専門教育科目

1年次 2年次 3・4年次
教養演習 研究演習 研究演習
情報処理概論
応用情報処理
情報システム技術
ソフトウェア技術論
情報技術論
情報ネットワーク論
市場調査論
プログラミングJAVA

動画をはじめとした各種のコンテンツを創り、ネットワーク上で公開するスキルが求められる時代になっています。本講義では動画コンテンツの絵コンテ作成、配役などの役割分担、撮影、パソコンでの編集、講義専用サーバーへの設定までを実際に行い、ネットワーク上で動画コンテンツを配信するまでの一連の流れを理解し、同時に作品づくりの楽しさを経験できます。

コンピュータの基本的な仕組みや、演算方法、プログラムの流れ図、ネットワークの形態、情報倫理などについて学習します。情報処理の基礎をしっかりと学習することにより、新たな情報技術の内容が早く理解できるようになります。また、情報技術を活用した卒業研究や、より高度な情報系の資格取得にも挑戦しやすくなります。多くの1年生が本講義で基礎固めをします。

目指す職業・進路

システムエンジニア、システムインテグレータ (SIer)、ネットワーク管理者、サーバ管理者

会計コース

会計コースと会計専門コースは、会計学を通じて社会の仕組みや出来事を把握する能力を養うとともに、社会人として活動する際に必要な会計の知識の修得を目標として、会計の諸制度とその背景にある考え方を中心に学習していきます。とくに、会計専門コースでは、税理士などから直接話を聞ける機会を設け、会計に関する職業を理解したうえで将来の進路を決められるように努めています。また、初めて会計学を学ぶ人でも問題なく学習できるようにしています。

会計コース会計を含めたビジネスの知識をバランス良く備えた社会人を目指したい人向け

会計専門コース会計に詳しい社会人や税理士・公認会計士などの会計の専門家および公務員(国税専門官)を目指したい人向け

主要専門教育科目

1年次 2年次 3・4年次
教養演習 研究演習 研究演習
簿記論
会計学
工業簿記
財務諸表論
連結会計論
管理会計論
会計監査論
国際会計論
税務会計論
経営分析論

<会計専門コース限定>1年次導入クラスである会計学基礎は、会計に関連する各職業の内容を理解したうえでの将来の目標設定と、4年間の会計学の学習計画の決定を目的としています。講義では、税理士や国税専門官の講演会、および税理士事務所でのインターンシップなど、専門家との交流や実際の職場体験を通じて将来の目標を考えることができるようにしています。

税務会計論は、法人税法に基づき企業の課税所得を計算する会計領域の講義です。税務会計論は、企業会計の知識と密接に関係しているため、企業会計の知識をもとに講義を進めます。大変かもしれませんが、税務会計と企業会計の規定の多くは一致していますし、中小企業では、税務会計の規定に従って会計処理されますので、経理などを目指す人にはお勧めの講義です。

<財務諸表を通して企業を分析>本講義では、企業の財政状態や経営成績を表す財務諸表から得られる指標を使って、企業を分析する力を身に付けることを目的としています。安全性(倒産などのリスクの高低)、収益性(稼ぐ力)、成長性(どのくらい伸びているか)といった様々な視点から企業を分析することで、投資や融資などの意思決定に役立てることができます。

目指す職業・進路

税理士、公認会計士、公務員(国税専門官)、企業の経理担当者、会計事務所のスタッフ、銀行員