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大韓民国(総合ハングル:1単位)

研修先 忠清大学校
期 間 8月中旬から6日間(前期)

ハングル研修感想文:経営学部商学科 河田 早智

昔から海外に興味があり、韓国をはじめとしたアジアの歴史を学ぶことのできる講義を履修することにしました。その講義で、隣国である韓国と日本が「近くて遠い国」であるといわれている時期があったことなどの自分の知らなかったことを知っていくなかで韓国についてもっと知りたいと思うようになりました。そのため、今回のハングル研修に参加しました。5泊6日のハングル研修を終えて、韓国語を学ぶことはもちろんですがその他にも多くのことを学ぶことができました。私が思ったり感じたりしたことは以下のとおりです。まず、韓国語についてです。私はハングルの講義を履修していなかったためついていけるかと不安でいっぱいでした。ですが、ハングルの授業は、母音や子音といた発音の基本となる部分から学んだため、初めての私でもついていくことができました。また実用的なフレーズを教えてもらったため、実際に街で買い物をする際に使うことができたのでよかったです。せっかく基礎を学んだので、韓国語の勉強を重ね、検定に挑戦したいと思っています。次に、日本と韓国の関係についてです。ハングル研修に行く前は、両国は「近くて遠い国」に戻りつつあるのではないかと感じていました。ですが、実際に韓国に行ってみると、韓国の方々は道やトイレの場所を尋ねたら優しく教えてくださり優しさにあふれていました。そのため、国民同士の関係は「近くて近い国」であるように感じました。確かに、隣国であっても、言葉や食事の際の礼儀等の異なる点があるため、自分の母国から見たものの見方や作法とでは、違っていることもあり理解し合うことが難しいのがあたりまえだと思います。しかし、それを解消するために、相手の国のことを理解し尊重することにより、良い関係が築かれていくと今回実際に韓国で過ごす中で改めて感じました。相手を理解し尊重することは、海外の方とかかわるときだけではなく、日本人とかかわる中でも大切なことであるので、これからはこのことを意識して関わっていきたいと思います。最後に、積極的に行動することについてです。私は人見知りなのですが、今回の研修では、自分から話しかけて台湾の学生と友達になることができました。台湾の学生とは、お互いの国の文化を紹介し合ったりしました。折り紙を持って行っていたので、鶴や浴衣といった日本的なものを折ってプレゼントしました。ですが、もう少し日本の文化的なものを持って行っていたらよかったなと感じました。台湾の学生との会話は、簡単な英語で会話したり、ジェスチャーをしたり、翻訳アプリを使って話をしました。台湾の学生とは連絡先を交換し、今も連絡を取り合っています。このことから、ちょっと勇気を出して話しかけるだけで自分の世界はこんなにも簡単に広がっていくのだなと感じました。学校にも留学生がたくさんいるので、勇気を出して声をかけてみたいと思います。

今回の研修では、勉強だけでなく人とのかかわり方、積極的に動くことの大切さなど多くのことを学ぶことができました。貴重な経験ができたということを無駄にせず、今後の人生に生かしていきたいと思っています。


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