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大韓民国(総合ハングル:1単位)

研修先 忠清大学校
期 間 8月中旬から6日間(前期)
実施定員 2名以上で実施

2017年度ハングル語学研修 参加者の声

山﨑 千恵子さん

山﨑 千恵子さん

今回、8月16日~8月21日の5泊6日間ハングル研修に参加して、二度と味わうことのできない貴重な体験をさせていただきました。私は前期授業で初級ハングルⅠの授業をとっていましたが、だんだん難しくなっていく授業についていけず、ハングル研修が不安で仕方ありませんでした。しかし、忠清大学に着くと先生方やスタッフの学生さん方が優しく迎えてくれて、安心して研修に臨むことができました。
2日目の韓国語の授業では主に発音の練習をしました。先生や学生さんが発音の仕方を教えてくれましたが、激音や濃音が難しくてどれだけ聞いても全部同じ音にしか聞こえず、うまく発音することができませんでした。日本語にはない発音が多く、舌をうまく使うことで発音できる音があり、私たちは普段日本語を話すとき舌の動きはあまり気にしていないので、いざ使おうとすると難しいと感じてしまうのではないかと思いました。発音がうまくなるためにはどうしたらいいかを先生に聞くと慣れるしかないと言われたので、これから韓国語を勉強するときは発音に気を付けていきたいと思います。折り紙で韓服(ハンボッ)を作ったとき、学生さんが丁寧に教えてくれたので綺麗に作ることができたし、色々な話をしながら作ることができたので良い思い出になりました。

山﨑 千恵子さん

見学に行った中で一番印象に残っているのは景福宮です。行く前にどんなところだろうと思い、ネットで調べて写真は見ていましたが実際行ってみると迫力がすごく、中に入ると本当に朝鮮時代にいるのではないかと錯覚してしまうほどでした。たくさんの人が歩いている中で、チマチョゴリを着て歩いている人が居てとても可愛かったです。今年は楽しみにしていたチマチョゴリを着る体験やテコンドー体験はなかったらしく残念でした。
ソウルツアーでは、海外で初めての買い物をしました。明洞のお店を回っていると、ほとんどの店員さんがある程度の日本語を話すことができるということに気づきました。お店の中を見ていると、日本語で商品の説明をしてくれた方もいれば、会計の時に何ウォン出せばいいかを教えてくれた方もいて安心して買い物をすることができました。会計が終わった後、私が「감사합니다.」というと笑顔で返してくれてとても嬉しかったです。しかし、日本語を話さずに歩いていても屋台の人に止められたり、日本語で勧誘してくる人もいたので少し怖かったです。研修中、何種類もの韓国料理を食べましたがほとんどが辛く、特に「プデチゲ」は他とは比べ物にならないくらい辛くて食べれませんでした。

山﨑 千恵子さん

成果発表会では、研修に参加した長崎や青森、台湾・中国の学生さんたちとPPTを使って、それぞれ気になったことなどを調べて発表をしました。台湾の学生さんたちは「化粧品の成分」などを調べており、日本の学生とは目をつける場所が違って驚きました。
この6日間を通して、韓国の文化・歴史の勉強のほかに他の大学の学生との交流もでき、本当に充実した研修になりました。研修で習ったことを生かしてこれからも韓国語の勉強を行い、また韓国に行きたいと思います。

中町 魁志さん

中町 魁志さん

私は先日行ったハングル研修で韓国に行き、言葉や環境が異なる場所で多くのことを学ぶことができました。私はハングル研修に行く前までは韓国のことがあまり好きではありませんでした。ご飯は見るからにおいしくなさそうですし、北朝鮮が問題になっている今現在のこともあり、あまり気が進みませんでした。それでも実際に行けば何か吸収できるものがあるのではないかと思い、ハングル研修に参加しました。初めての海外旅行だったのでとても緊張しました。男子の学生は私一人だったので気軽に話せる友人もいなく、どうなるかと思いましたが、一緒にハングル研修に行った2年生の先輩達がとても優しい方たちで私に声をかけてくれたのでとても安心しました。韓国に到着すると日本からも別の大学生がすでに到着していました。空港から出て初めて見たとき「景色は日本とそんなに変わらない。」という印象を受けました。その後車に乗り忠清大学という今回研修の拠点となる大学に向かいました。道中はとても車が多く、道に車が多く駐車されていました。日本とは違い駐車禁止の場所が厳しく分けられてないことに驚きました。その日の夜初めて本場の韓国料理を食べました。最初に言ったとおり私は韓国料理に偏見を持っていたので少し抵抗はありましたが、実際に食べてみるととてもおいしいことに驚きました。本場のキムチは日本と比べ、辛さと酸っぱさがとても強い感じがしました。

中町 魁志さん

韓国語の授業では基礎的なことの復習をメインに授業をしました。先生が生徒を指名し、その生徒が発音するという形式で行われました。個人的に生徒を指名するという授業はあまり大学では見かけないので、全員がいつ指名されるかわからない状況のため集中しないと答えられない。という環境が作られているのだなと思いました。
企業見学では高麗人参の博物館に行き、高麗人参の歴史や販売までの過程を知ることができました。また徳川家康なども愛用していたらしく昔は万能薬ともいわれていたらしいです。今は一箱62万円もするらしくとても高級なものらしいです。

中町 魁志さん

ソウルの明洞では店員がとても日本語が上手でした。昔日本に植民地にされていてため日本語を無理やり学ばされていたらしいです。とても屈辱的なことをなんだなと思いました。それでもそんな日本人に対して笑顔で接客してくれた韓国人の方々はとても心が広いのだなと痛感しました。
ハングル研修に来て私は韓国の印象が大きく変わりました。ご飯はとてもおいしかったですし、韓国人の方たちはとても優しく、私たち日本人を外国人だから、、という偏見を持たずに接してくれました。言葉が伝わらなくても、お互いの表情を見て何を言いたいのかを読み取るといったコミュニケーション能力を育むこともできました。
このハングル研修で学んだ経験をジャンプ台にし、大学生として、人間として大きく成長することができたのではないかと強く思います。

黒田 彩弥加さん

黒田 彩弥加さん

私は小さいころから海外に憧れがあり、留学したいと思っていたので今回のハングル研修に参加しました。初めての海外で不安もたくさんありましたが、終わってみると有意義な6日間だったと思います。
お隣の韓国は他の外国と比べて日本に似ていて近いイメージでした。しかし、実際行ってみると異なる点が多いことに気づきました。例えば、韓国では車が右側通行であったり、ステンレスの食器を使っていてお茶碗を持ち上げて食べることがマナー違反であることや、お風呂に浸かる習慣がなく、多くの家で浴槽がないなど意外な違いがありました。
研修中に食べた韓国料理は、日本で食べた韓国料理とは違いました。日本で食べるキムチよりも韓国で食べたキムチのほうがとても辛かったです。特に3日目の夕食に食べたプデチゲは今まで食べたことのない辛さで口が痛かったです。ポッサムや参鶏湯は今回初めて食べました。最初、食べ方がわからず苦戦したので簡単でいいので食べ方を教えてほしかったなと思いました。また、量も日本より多くて驚きました。日本人は「出された料理は全て食べる」という考えがありますが、韓国では「少し残すことでもう満腹」という意思表示になるということを初めて知りました。最初はそのことを知らずに無理して食べていたのでこれも最初に一言説明があったらうれしかったです。

黒田 彩弥加さん

韓国語の授業では、発音練習をメインにしました。忠清大学の学生さんがサポートでひとりひとり発音を見てくださいました。濃音と激音が特に難しく、練習が必要だと思いました。自己紹介や会話表現、単語など授業で勉強したことを実際の会話で使うことができて、伝わったときはうれしかったです。
成果発表会では私たちのグループは韓国料理について調べ発表しました。韓国料理の名前の由来や作り方など知識が深まった気がします。グループ分けはランダムに分けられてほかの大学の方と一緒に活動しました。年上の先輩ばかりでしたが、優しくサポートしてくれたり、方言や地元の話やなどで盛り上がりました。日本の方とも仲良くなれて、成果発表も成功してよかったです。
初めはただ漠然とした憧れから参加したハングル研修でしたが、貴重な経験を得られた6日間でした。普段、日本にいて外国語を話す機会はほとんどなく、少ししか話せない韓国語で会話をして伝わった時にはとても感動しました。中国や台湾から来た学生とは韓国語や英語、ジェスチャーを使ってコミュニケーションをしました。研修の最後の夜には、一緒に写真を撮ったり、LINEも交換しました。言葉の壁を越えてできた友達とはこれからも連絡を取り合い、またどこかで再会できたらいいなと思います。

黒田 彩弥加さん

私にとって語学とは今まで試験のための必要な道具だと考えていました。しかし、ハングル研修に参加して語学とは人と交流する道具であり、外国の異文化を学ぶための道具だと感じました。語学は机上の勉強だけでなく、実際に現地に行き、コミュニケーションすることで身につけることが上達する近道だと感じました。一番よく使う日常会話に必要な表現は人々が普段使っている表現を聞いて覚えて使うべきだと思います。そのことを身をもって体験できたので今回のハングル研修に参加して本当に良かったです。またチャンスがあればほかの国への留学もしたいと思っています。

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