1. TOP
  2. 同窓会
  3. 学長挨拶

新年度を迎えて

学長 井尻昭夫

岡山商科大学 学長
岡山商科大学 学長
井尻 昭夫

卒業生の皆様、お元気にそれぞれご活躍なさっていることとお喜びを申し上げます。長引いたコロナ禍も5類に移行となり、近々、通常の生活を取り戻すことが出来ましょう。
ところで、3月22日の卒業式では第1期生で公認会計士の西山俊明様に、4月3日の入学式では第16期生で福祉事業を幅広く行われている山中祥吉様に、学生諸君に向けてご講演いただき、本学は「地域と呼吸する大学」として、さらなる躍動をしていく姿勢を示させていただきました。いまや卒業生2万5千人余りの方々が随所でしっかりと社会に根を張っていることを知り、大変にうれしく存じます。
ところで、2025年に創立60周年を迎えるにあたり、5月1日から新館建設が始まります。本学発祥の地である2号館をはじめ、1号館、3号館、6号館を取り壊し、その跡地に5階建ての校舎が建ちます。この校舎は旧来の教室棟のイメージとは異なり、斬新なデザインでSDGsに配慮した建物が予定されています。
アメリカで活躍されているダルビッシュ有選手や大谷翔平選手が合流し、侍ジャパンを世界一に導いた栗山監督の「紙一重の結果が何で決まるのか。それは技術ではなく、その人の日頃の考え方や振る舞い、もっと言うと生き方や魂、人間なら持っていなくてはならないものが最後の勝負を決める」との言葉を、私は意義深く受け止めました。侍ジャパンの団結力と同じように、本学も同窓会と団結し、人間力と社会力の涵養を図り豊かな人材の輩出を目指していきたいと考えています。
混とんとする社会の中で「ここに岡山商科大学あり」と、声高らかに言える商大生の学びの館の建設に大きな期待を寄せています。
引き続きご支援いただきたく存じますとともに、厳しい時代であるだけにより一層の団結を祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。